多嚢胞性卵巣症候群

こんにちは!なあです!

ただいま専業主婦、一児の母です。



タイトルの通り、私には多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)という疾患(?)があります。




多嚢胞性卵巣症候群とは、卵巣の中に卵胞(卵子の入った袋)がいくつも出来て、排卵障害を引き起こす病態のことです。

生理のある女性の約6~8%にみられるとされています。



卵胞が卵巣の中にたくさん出来てしまい、そこそこ大きくはなるのですが、破裂して排卵されるまでには至らないために卵巣の中に未熟な卵が残ってしまうのだと言われています。


ただ、病気というより病態(病的な状態)と捉える方が的確とも言えるそうです。



要は、排卵が上手に出来ないので妊娠しづらいという事ですね。





私は生理周期が平均38日ほどで、ひどい時は50日来ない事もありました。


20歳の時、あまりにも生理が来ないので産婦人科を受診し、この疾患が発覚したのです。



将来的には卵胞が溜まりすぎて排卵が完全に出来なくなる可能性もあるとの事。


先生には『自力で妊娠出来るうちに早く妊娠しちゃいなさい』なんて言われていました(笑)




しかし当時の私は芸者の仕事を始めたばかり。


まだまだ働きたい、遊びたい、妻にも母にもなれる気がしない。



という事で、それからは先生が進行を遅くしようとして下さいました。


排卵そのものを止めることで卵胞が溜まるのを防ぐためにピルを飲んでみたり、漢方薬を飲んでみたり…。



色々と試しましたが、この疾患には確実な治療法もなければ『完治』という事もないのです。




3年ほど通院。心が折れたのか、やめました。



もし将来、結婚したいほど好きな人が出来て、子供がほしいと思った時には不妊治療をすればいいじゃないか!と自分に言い聞かせました。



ところが昨年、妊娠が発覚!


幸運な事に私は自然妊娠することが出来たのでした。



今となっては、もしかしたら通院していたおかげなのかなー?と思っています。


みなさんも酷い生理不順などがあったら産婦人科を受診してみてくださいね。



妊娠中や出産時にも様々な事件が起こりましたが、それはまたいつか。